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年月

繊細な子のプレ・幼稚園の選び方

繊細な男の子が涙をこぼしながら立ち尽くしている姿。手には絆創膏の貼られたハートを持っている
むく

こんにちは。むくです


些細な刺激に反応しやすかったり、こだわりが強い面があるお子さんのママ・パパ。

お子さんは、ちょっぴり繊細さんなのかもしれませんね。

むく

繊細な子を育てるのは、大変な場面が多いですよね

ねこまる

毎日、お疲れ様です



繊細な子のプレや幼稚園選び、とても悩まれると思います。



一般的に、プレ・幼稚園は

・立地などの条件

・お子さん・幼稚園との相性


この2つのバランスを考えて、選ぶことが多いと言われています。




それでは、繊細な子のプレ・幼稚園はどのように選んであげたらいいのでしょうか?

ねこまる

難しいなあ・・・



繊細な子のプレ・幼稚園を選ぶ際には、

お子さんに環境の合ったプレ・幼稚園を選んであげることがとても大事です。

なぜなら、繊細なお子さんにとっては、環境がすべてだからです。


立地や兄弟姉妹が通っているなどの条件は、おまけのようなものでなければならないのです。




我が息子も繊細なタイプです。

条件のよさから選んだプレは、繊細な息子には環境が合わず、息子にとっては苦しい時間となってしまいました。


そこで、条件は度外視し、年少からは息子に環境の合った別の幼稚園に入園させました。

その結果、

プレでは心のシャッターをおろしてしまっていた息子が、幼稚園では、別人のように活き活きと過ごせるようになったのです。


むく

送迎など大変な面もありますが、息子が自分らしく過ごせるようになったので、本当によかったと思っています


そこで今日は、繊細な子を育てる私が、息子のプレ・幼稚園選びから学んだことをみなさまにお伝えしたいと思います。

こんな方におすすめの記事です

繊細なお子さんのプレや幼稚園をどのように選んだらいいか、悩んでいるママ・パパ


プレや幼稚園選びにひと手間かけてあげることで、繊細なお子さんが、安心して楽しくプレ・幼稚園生活を送れるようになりますよ。

目次

プレ・幼稚園の「環境」とは

先ほど、

プレ・幼稚園の「環境」という言葉が出てきました。

「環境」とは、なにを指すのでしょう?

ねこまる

ぼくも、よくわからないな・・・

むく

ちょっと聞き慣れないよね。
プレ・幼稚園「環境」がどんなものを指すのか、具体的に説明していくよ!


プレ・幼稚園の「環境」とは

プレ・幼稚園の「環境」というのは、繊細なお子さんにダイレクトに関係してくることのすべてです。

例を挙げてみます。

環境とは・・・
  • 日当たり(園庭・教室・玄関など)

  • 園庭・教室の広さ、人口密度

  • 主な活動場所(室内保育・外活動どちらがメインか)

  • 主な活動内容(一斉保育・自由保育どちらがメインか)

  • 教育理念

  • 先生の服装(エプロンの有無・色など)

  • 先生の声量

  • 先生の子どもへの接し方

    など
ねこまる

こんなに細かいことまで・・・!?

むく

そう。かなり細かいよね。
まわりの子にとってはなんでもないようなことが、繊細な子にとっては刺激になって、不快に感じられやすいんだよ





プレ・幼稚園を選ぶ際の「条件」とは

「環境」に対して、プレ・幼稚園を選ぶ際の「条件」というのは、園の案内パンフレットに載っているような内容を指します。

たとえば、このようなことです。

条件とは・・・
  • 所在地

  • 給食、お弁当の日数

  • 園バスの有無、停留所

  • 預かり保育の有無、時間

  • 保育スケジュール

  • 保育時間後の習い事との連携

    など
むく

保護者が気になっていることと言えるかもしれません

繊細な子にとっては環境がすべて

ねこまる

「環境」がなにを指すのか、理解できたよ

むく

よかった。
それでは、本題に戻りましょう!


「環境」がどのようなことを指すのか、ご理解いただけたところで、改めてお伝えします。

繊細な子にとってのプレ・幼稚園は

環境がすべてです


環境が、お子さんに合っていさえすれば、お子さんは安心して楽しくプレ・幼稚園生活を送ることができます


反対に、

泣きわめく、岩のように動かない、まわりの子と違う行動をとろうとするなど、お子さんが何らかの形で拒否反応を示している場合、

それは、

お子さんに問題があるのではなく、

環境に問題があると思ってください。

先生の声が大きすぎる・・・

玄関が薄暗い・・・


たとえばこのように、些細なことが刺激になりやすいのが繊細な子たち。

何が不快なのか本人にもよくわからない上、まだうまく言葉で表現することもできないため、何らかの形の拒否反応となって不快が表れるのです。

むく

理解できないようなことで、お子さんが泣きわめいたり、癇癪を起したりして途方に暮れてしまったご経験がみなさまにもあるのではないでしょうか



合わない環境に身をおいていると、繊細なお子さんは、想像を絶するくらいに疲れ、不快を感じてしまいます


そのような状態になると、お子さんだけでなく、お子さんを支える保護者の負担も、並大抵のものではなくなります

むく

プレや幼稚園に登園すること自体が大変になったり、暗い表情でいる我が子を励まし続けなければならなくなります



そうならないためにも、お子さんに合った環境のプレ・幼稚園を選んであげることはとても大事なのです。



近かろうと遠かろうと、バスがあろうとなかろうと、給食があろうとなかろうと、

そんなことは繊細なお子さんにとっては、関係ないのです。


繊細なお子さんが望んでいることは、自分にとって不快な刺激のない環境で過ごせること

それだけなのです。


お子さんを観察して、安心して過ごせる環境がどのようなものなのか、見極めたうえでプレや幼稚園を探してあげてくださいね。



我が子に合ったプレ・幼稚園の探し方

ねこまる

プレや幼稚園が子どもに合っているか、
どうやって見極めたらいいの?

むく

まずは、とにかく、お子さんを観察することだと思うよ



じっくり観察しているうちに、お子さんが安心できる環境、不快感や拒否反応を示す環境がどのようなものか、

おのずと見えてきます。

それを、プレや幼稚園選びに当てはめてあげればいいのです。

むく

ちなみに、息子の幼稚園選びには、息子のこのような面を
意識しました

・教室より外活動の方が安心

・一斉活動が長いと苦痛

・先生の声量大きかったり、声のトーンが高いのが不快



早い段階から、観察を始めてあげられるといいですね。

お子さんとプレ・幼稚園との相性を確認しよう

お子さんに環境が合いそうなプレ・幼稚園がしぼれたら、お子さんと一緒に園に足を運んでみましょう

プレ・幼稚園の環境がお子さんに合っているか?相性を確認するためです。

むく

イベントなど、参加型の機会がおすすめですよ


繊細な子は、プレ・幼稚園の環境が自分に合っているか、そうでないか、わかりやすく反応してくれることでしょう。


お子さんが普段どおりに過ごせているならば、その園の環境がお子さんに合っているということです。

1~2回参加してみて、お子さんが好反応を示さない場合は、環境が合っていないと判断した方がよさそうです。

むく

それ以上、その園でがんばらせようとすると、親子ともにストレスがたまっていってしまいます



優先すべきは子どもの安心。親の願いではない

むく

ここでひとつ、気をつけてほしいことを記します


それは、

親の願いよりも子どもの安心を優先してあげてほしい!

ということです。


プレや幼稚園に足を運ぶと、まわりのお子さんが目に入り、我が子と比べてしまう場面があるかもしれません。

兄弟姉妹と比べてしまう場面もあるかもしれません。

うちの子はなじんでないみたいだけど、この園に入れば、まわりの子たちのように活き活きと過ごせるようになるのでは・・・?

ずっと泣いていたけど、ここでがんばらせれば、メンタルが強くなるのでは・・・? お姉ちゃんだって、ここに通っているのだし。

焦りや心配ゆえに、プレ・幼稚園選びに、つい、親の期待や願いを盛り込みたくなるものです。


ですが、
環境の影響を受けやすい繊細さんには、親の願いではなく、本人の安心を優先させてあげなくてはなりません

血のつながった兄弟姉妹でも、それぞれ違う人間です。

お姉ちゃんが通っているから、などという理由で、繊細なお子さんの環境を決めてしまわないように気をつけてください。


お子さんのためを思ってのことと存じますが、

ママ・パパのそのお気持ちは、ぐっと押さえてあげてくださいね。

むく

安心できる環境で楽しく過ごした時間は、それ以後のお子さんの底力になります


まとめ

むく

繊細なお子さんのプレ・幼稚園選びについて、まとめます

  • 繊細なお子さんのプレ・幼稚園は
    条件 < 環境 で選ぶことが大事

  • 条件はおまけだと割り切り、お子さんに合った環境のプレ、幼稚園を探すことに力を入れよう

  • お子さんと一緒に園に足を運び、環境が合っているか確かめよう

  • 親の願いではなく、お子さんの安心を優先して選ぼう


最後まで読んでくれてありがとうございました。

お子さんとご家族に合ったプレ、幼稚園とすてきなご縁がありますように!

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