こんにちは。むくです。
些細な刺激に反応しやすかったり、こだわりが強い面があるお子さんを育てられているママ・パパ。
お子さんは、ちょっぴり繊細さんなのかもしれませんね。
毎日、お疲れ様です。
繊細な子を育てるママ・パパにとって、プレや幼稚園を選ぶことは、悩みの種ではないでしょうか。
一般的に幼稚園やプレを選ぶ際には、
条件とお子さんと幼稚園との相性とのバランスを考えて。と言われることが多いかと思います。
ですが、
繊細な子のプレや幼稚園を選ぶ際には、どんな方法で選んであげたらいいのか、
悩みますよね。
繊細な子のプレ、幼稚園を選ぶ際には、
お子さんに合った環境のプレ・幼稚園を選んであげることが何よりも大事です。
そのためにも、条件面(いわゆる親の都合)のハードルはきわめて低くしてあげられるよう、調整してあげることが重要になってきます
我が息子も繊細なタイプです。
条件のよさから選んだプレの環境が繊細な息子には合わず、条件を見直しました。
そして、年少からは息子に環境の合う、ほかの幼稚園に入園させました。
その結果、プレでは心のシャッターをおろしてしまっていた息子が、幼稚園では、別人のように活き活きと過ごせるようになったのです。

繊細な子どもにとって、環境がとても大切だということを学びました。
今日は、繊細な子を育てる私が、息子のプレ・幼稚園選びから学んだことをみなさまにお伝えします。
繊細なお子さんのプレや幼稚園をどのように選んだらいいか、悩んでいるママ・パパ
プレや幼稚園選びにひと手間かけてあげることで、繊細なお子さんが、安心して楽しくプレ・幼稚園生活を送れるようになりますよ。




プレ・幼稚園を選ぶ際の「条件」「環境」とは
プレ・幼稚園を選ぶときには、まず、情報収集をしますよね。
繊細な子のプレ・幼稚園選びをする際には、条件面だけでなく環境面の情報収集もしてあげることが大事です。



「条件」、「環境」っていうけれど、いまいちピンとこないなぁ



うん、そうだよね。
プレ・幼稚園選びの「条件」「環境」について説明していきます!
プレ・幼稚園を選ぶ際の「条件」とは
プレ・幼稚園を選ぶ際の「条件」というのは、園の案内パンフレットに載っているような内容を指します。
たとえば、このようなことです。
- 所在地
- 給食、お弁当の日数
- 園バスの有無、停留所
- 預かり保育の有無、時間
- 保育スケジュール
- 保育時間後の習い事との連携
など



ネット検索すれば、簡単に情報を収集できそうだね
プレ・幼稚園の「環境」とは
対して、「環境」というのは、繊細なお子さんにダイレクトに関係してくることのすべてです。
ハード面とソフト面に分けて例を挙げてみます(世間一般の分け方とは異なる部分があります!)
- 日当たり(園庭・教室・玄関など、それぞれの場所で)
- 園庭、教室の広さ、人口密度
- 先生の服装(エプロンの有無、エプロンの色、エプロンのキャラクター)
など
- 先生の子どもへの接し方
- 教育理念
- 先生の声量
- 室内保育メインか、外活動メインか
- 一斉保育メインか、自由保育メインか
など
この中でも特に大事なのは、先生と子どもへの接し方です。
それから、教育理念。
教育理念は見落とされがちですが、先生方の保育に反映される大事なポイントです。
お子さんに合っているか?確認しておきましょう。



先生の子どもとのかかわり方などは、外からだとわかりにくいね



幼稚園見学に足を運んだり、イベントに参加したり、先生方と触れ合える機会を活用して確認してみるといいよ


繊細な子にとっては環境がすべて



「条件」「環境」がなにを指すのか、ざっくりと理解できたよ



よかった。
それじゃあ、本題に戻るよ!
冒頭でも記しましたが、改めてお伝えします。
繊細な子にとってのプレ・幼稚園は
環境がすべてです
必死に生きてるぼくたち繊細っ子にとって、条件なんて関係ないんだよ
これが、繊細なお子さんの正直な心の声なのです。



それじゃあ、条件は度外視して、環境だけでプレ・幼稚園を選ぶべきなの?



いい質問だね。
でも、条件を度外視する必要はないんだよ
お子さんにとっては、環境がすべてだと繰り返しお伝えしてきました。
ですが、親が無理をしてしまうと、家族はハッピーではいられなくなってしまいますよね。
なので、条件を度外視する必要はありません。
度外視しない分、
繊細な子のプレ・幼稚園選びをする際には、これら条件のハードルはぐっと低くするよう、努力してみてください。
「〇〇だと効率がいいけれど、その〇〇がなくてもなんとかなるかも」
といった具合で、いちど条件を見直してみてくださいね。



私はハードルを低くし、車で片道20分の距離を送り迎えすること、毎日お弁当をつくることを自分に課しました。
条件のハードルを低くしたら、プレ・幼稚園の選択肢も増えるのではないでしょうか。
選択肢の中から、お子さんに環境の合った園をさがしてあげましょう。
先に挙げたような環境が、お子さんに合っていさえすれば、お子さんは安心して楽しくプレ・幼稚園生活を送ることができます。
反対に、
先生の声が大きすぎる・・・
玄関が薄暗い・・・
些細なことが刺激になりやすいのが繊細な子たちです。
合わない環境に身をおいていると、繊細なお子さんは、想像を絶するくらいに疲れ、不快を感じてしまいます。
そのような状態にならないよう、お子さんに合った環境のプレ・幼稚園を選んであげることはとても大事なのです。



観察していると、お子さんがどんな環境が合っているのか、おのずとわかってきますよ
お子さんとプレ・幼稚園との相性を確認しよう
お子さんに環境が合いそうなプレ・幼稚園がしぼれたら、お子さんと一緒に園に足を運んでみましょう。
プレ・幼稚園の環境がお子さんに合っているか?相性を確認するためです。



イベントなど、参加型の機会がおすすめですよ
繊細な子は、プレ・幼稚園の環境が自分に合っているか、そうでないか、わかりやすく反応してくれることでしょう。
お子さんが普段どおりに過ごせているならば、その園の環境がお子さんに合っているということです。
1~2回参加してみて、お子さんが好反応を示さない場合は、環境が合っていないと判断した方がよさそうです。



それ以上、その園でがんばらせようとすると、親子ともにストレスがたまっていってしまいます
我が息子も、合わない園は初日から最終日まで合いませんでした。
環境が合う園では、初日から最終日まで、安心して過ごせていました。


親の願いより子どもの安心を優先しよう



ここでひとつ、気をつけてほしいことを記します
それは、
親の願いよりも子どもの安心を優先してあげよう!
ということです。
プレや幼稚園に足を運ぶと、まわりのお子さんが目に入り、我が子と比べてしまう場面があるかもしれません。
まわりの子たちのように、楽しく遊んでほしい
ここでがんばらせれば、まわりの子たちのように楽しく遊べるようになるのでは・・・?
焦りや心配ゆえに、プレ・幼稚園選びに、つい、親の期待や願いを盛り込みたくなるものです。
環境の影響を受けやすい繊細さんには、親の願いではなく、本人の安心を優先させてあげる必要があります。
ママ・パパのそのお気持ちは、ぐっと押さえてあげてくださいね。



安心できる環境で楽しく過ごした時間は、それ以後のお子さんの底力になります
まとめ



繊細なお子さんのプレ・幼稚園選びについて、まとめます
- 繊細なお子さんのプレ・幼稚園は
条件 < 環境 で選ぶことが大事 - 条件面のハードルを低く設定し、お子さんに合った環境のプレ、幼稚園を探すことに力を入れよう
- 環境のなかでも「教育理念」「先生の子どもへの接し方」は最重要!
園に足を運び、必ずチェックしておこう - お子さんと一緒に園に足を運び、環境が合っているか確かめよう
- 親の願いではなく、お子さんの安心を優先して選ぼう
最後まで読んでくれてありがとうございました。
お子さんとご家族に合ったプレ、幼稚園とすてきなご縁がありますように!