こんにちは。むくです。
お子さんを幼稚園に通わせる予定のママ・パパは、プレ幼稚園に通わせるべきなのか、悩みますよね。
我が家では、息子はプレに通いました。
でも、別の幼稚園に入園しました。
プレは経験したものの、プレを経験していない幼稚園に入園する形になりました。
そんな経験をふまえ、今日は、 息子のプレ幼稚園と幼稚園入園を通して感じたことを母目線で紹介していきたいと思います。
結論からいいますと・・・
プレ幼稚園に行くメリットはたくさんあるので、時間とお金が許すなら行った方がよい。
でも、行かなくてまったく心配はない!!

では、じっくり解説していきます。
プレ幼稚園とは
まずは、プレ幼稚園とは何なのか?
ざっくりと紹介します。
プレ幼稚園とは、一般に、幼稚園入園前の学齢(満3歳を迎える学齢)の子供を対象として、幼稚園生活の一部を体験できるクラスのことをいいます。
期間は1年間です。



プレ幼稚園、プレ保育、未就園児クラスなど
呼び方はさまざまです




プレ幼稚園の形態
頻度・時間
プレ幼稚園の頻度は、週2~3回、週1回、月1回、など、幼稚園によってさまざまです。
保育時間も、1.5時間程度 ~ お弁当持参で4時間程度など、幼稚園によって異なります。
保育料
- 都度500~1,500円程度
- 毎月1,000~5,000円程度
- 年間で12,000~30,000円程度
など、料金も園によってさまざまです。保育料のほかに、入会金・施設費・保険料がかかる場合もあります。
親子一緒に参加?
親子一緒に参加するかどうかも、園によって異なります。
プレの形態は主に、3種類あります。
- 年間とおして親子一緒
- 年間とおして子供のみ参加
- 最初は親子一緒。
慣れてきたら子供のみ参加
ほかの園への入園が決まったら・・・
11月頃になると、翌年から通う幼稚園での面接や入園手続きが始まります。



ただ、プレで通っている幼稚園にそのまま入園するとはかぎりませんよね



プレとは違う幼稚園に入園することになったら、その後のプレはどうなるの?
プレで通っている幼稚園とは違う幼稚園に入園が決まったら・・・
- 11月以降は、入園先の幼稚園のプレに転園
- 入園先にかかわらず、引き続き同じ幼稚園のプレに通い続ける
上記のいずれかです。



転園が義務づけられている地域もあるようです
私の住んでいる地域には、転園する仕組みはなかったので、転園はせず、同じプレに通い続けました。




このほかに、年少からの入園を前提に、プレへの参加を認める。という規定が設けられている幼稚園もあります。
幼稚園に入園する意思のある人だけ、プレに参加できる。
ということですね。



こんなはずじゃなかった!ということにならないように、プレの申し込み前に幼稚園入園に関する条件も確認しておきましょう
プレ幼稚園の内容
プレ幼稚園ではどんなことをするのでしょう?
主な内容を紹介します。
- 自由遊び(室内・室外)
- 工作
- 歌
- 絵本読み聞かせ
- お誕生会
- みんなでお片づけ
- 幼稚園での生活習慣を経験する
などがあります。



幼稚園生活の一部を経験するイメージだね
メリット
それでは、プレ幼稚園に通うメリットを見ていきましょう。
プレ幼稚園に通うメリットは・・・
- 友達づくりができる
(親子ともに) - 環境に慣れることができる
- 集団生活を経験できる
- 園の雰囲気がわかる
友達づくりができる(親子ともに)
子供同士は、お友達と同じ空間で時間を過ごすことによって、お友達から刺激を受けることができます。
親同士にもプレでの新たな交流が生まれ、子育て情報を交換できる仲間を作る機会になります。
環境に慣れることができる
幼稚園の園舎でプレが行われる場合、入園前から幼稚園の門や玄関、教室、おトイレなど、環境に慣れていくことができます。
そのまま幼稚園に入園する場合、入園後は、慣れた環境で過ごせるので、不安を少なくスタートさせられるというメリットがあります。
集団生活を経験できる
プレ幼稚園では、お友達や先生とみんなで何かをする時間があるので、初歩の初歩の集団生活を経験する機会になります。
園との相性がわかる
悩ましいことに、お子さんと幼稚園との相性は、実際に通ってみないとわかりません。
ママ(パパ)がいいと思った幼稚園が、必ずしもお子さんにとって安心できる場所になるとはかぎりません(我が家がそうでした)。
反対に、ママ(パパ)は半信半疑で連れて行ってみた幼稚園が、お子さんにとって活き活きと過ごせる場所だった、というケースもあります。
プレに通うと、お子さんが園の雰囲気を肌で感じるため、お子さんと幼稚園との相性を確認することができます。



幼稚園は義務教育ではないため、決まったカリキュラムがないのです。よって特色や雰囲気がものすご~く違います



プレに通ったらそれを実際に確認できるね
幼稚園とお子さんとの相性を確認できるのは、プレに通う最大のメリットかもしれません。
デメリット
次に、プレ幼稚園に通うデメリットについて見ていきましょう。
プレ幼稚園に通うデメリットは・・・
- 相性が合わない親がいる場合がある
- お金がかかる
相性が合わない親がいる場合がある
クラスメイトのママ・パパの中で、相性が合わない人がいる場合があります。
その場合、相性が合わなくても、顔を合わせなければならないので、通うのがちょっと億劫になってしまうというデメリットがあります。



相性が合わないママ・パパに対しても、最低限、感じよくあいさつはできるといいですね
どんな社会にも、相性の合わない人というのはいるものですが、幼稚園やプレの場合は、子供が関係してくるので、失礼にならないよう気をつけたいですね。
お金がかかる
プレ幼稚園を始めるには一定のお金がかかります。
予算内であれば気軽に始められるものも、金額が高くなるとデメリットに感じられます。
プレ幼稚園への入会は諦めたけれど、幼稚園の雰囲気を肌で感じたい!
という場合には、園に直接連絡してみましょう。
随時見学を受けつける園や、プレとは違った無料の季節のイベントを開催している園もたくさんあります。
プレ幼稚園に行かないと入園後、困る?
正直、プレ幼稚園には通わなくてもいいと思ってる。
でも、幼稚園入園後に子供が困ることになるならば、通わせてあげないとかわいそうなのかな。
悩みますよね。
お悩みのママ・パパはこんな心配を抱えているのではないでしょうか。
- プレ幼稚園で、友達関係ができあがっててしまっている?
- 幼稚園での生活習慣が身についていないので、遅れをとってしまう?



確かに、不安になりますよね



そうですね。
でも、大丈夫!心配いりませんよ
プレ幼稚園の期間中に、友達関係ができあがってしまっている?
プレ幼稚園に通っていれば、子供、ママ・パパともに友達ができることは多いです。
ただ、幼稚園に入園して新しいクラスができると、プレに通っていた子もそうでなかった子も関係なく、新しいクラスのメンバーとの間で、より深い友達関係が築かれていきます。
いろいろな情報があって構えてしまう場合もあるかと思いますが、少なくとも息子の通う園では、プレに通っていたかそうでないかは、話のタネでしかなかったように思えます。



友達関係ができあがっているかもしれない、ということは心配しなくて大丈夫!と、私は身をもってお伝えしたいです。



わたしたちもしっかりサポートしていきますよ
幼稚園での生活習慣が身についていないので、遅れを取ってしまう?
プレ幼稚園では、幼稚園での生活習慣を経験する機会があります。
でも、幼稚園は、それありきではありません。
幼稚園に入園してから、園での生活習慣を、先生が一から指導してくださいます。
プレ幼稚園に通っていても、園生活での習慣を身につけられている子と、そうでない子がいます。
反対に、プレ幼稚園に通っていない子の中でも、すんなり身につけられる子と、時間をかけて身につける子がいます。



お子さんひとりひとり、それぞれのペースで幼稚園生活に慣れていきます
プレ幼稚園には行った方がよいのか?
さて、では、テーマに戻ります。
プレ幼稚園に、行くべきなのでしょうか?
冒頭に記したように、私の考えは以下のとおりです。
行くメリットはたくさんあるので、時間とお金が許すなら行った方がよい。
でも、行かなくてもまったく心配はない!!
プレ幼稚園に通うメリットはたくさんあります。
時間とお金が許し、お友達づくりをしたい、お子さんに集団生活を体験させたい、とお考えのご家庭では、プレに行かせてあげた方がよいと思います。
でも、行かなくても、幼稚園入園後に困るようなことはありません。
プレに行く必要性は感じられないけれど、幼稚園に通い始めてから困るといけないから、行かせようかな・・・
とお考えのご家庭では、プレは見送ってしまいましょう。その分、お子さんと過ごす時間を楽しんであげてください!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この記事が、プレ幼稚園にお子さまを通わせるかどうかでお悩みの保護者の方々にとって、少しでも参考になればうれしく思います。





