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幼稚園見学で必ず確認しよう|先生の保育観

幼稚園の先生が園児3名と手をつないで正面を向いて笑顔で立っている姿の絵

こんにちは。むくです。

お子さんの幼稚園の見学を控えたママ・パパ。

幼稚園見学前になると、何を確認すればいいのか悩まれるのではないでしょうか?

むく

せっかくの機会を無駄にすることのないよう、幼稚園見学の前には、はずせないチェックポイントを整理しておきたいですよね


なにを差し置いても、必ずチェックしておきたいのは、先生の保育観です。

先生の保育観がお子さんに合っていると、お子さんは安心して幼稚園生活を送れるようになるからです。


とはいえ、限られた幼稚園見学の時間では、先生の雰囲気くらいまでしかわかりません。

むく

短い見学の時間だけでは、先生の保育観までは、正直見えにくいです


ですが、ご安心ください。


先生がどのような保育観で子どもに接しているか?
その様子がわかる場面が、3つある
のです。


今日は、

幼稚園の先生の保育観がわかる3つの場面を紹介したいと思います。


これを読めば、幼稚園見学のチェックポイントがわかりますよ。

こんな方におすすめの記事です
  • 幼稚園見学を控えている方

  • 幼稚園見学でなにを確認したらいいかわからない方

  • お子さんと幼稚園の先生との相性を確認したい方
目次

「困っている子どもがいるとき」の先生の接し方は要チェック

前述のとおり、先生の保育観を知る手がかりとして、幼稚園見学でチェックしておきたい場面は3つあります。

3つに共通しているのは、いずれも困っている子どもがいる場面だということです。



ご自分のお子さんでも、在園児さんやよそのお子さんでも構いません。

子どもが困っているような場面は、先生の保育観が見られるチャンスです!

先生の子どもへの接し方を見ておきましょう。

むく

ご自分のお子さん以外の子どもを見る場合は、さりげなくお願いしますね!

ここでは2タイプの先生を例に挙げています。
どちらのタイプの先生がお子さんに合っているか? 見分ける判断材料のひとつにしてみてください。
正解はありませn


では、具体的にどのような場面なのか、見ていきましょう。

自由遊びの時間にひとりで遊んでいる子がいる

幼稚園の自由遊びの時間には、お友だち同士でまとまって遊んでいる子もいれば、ひとりで遊んでいる子もいます。

ひとりで遊んでいる子の中には、誰にも邪魔されずにひとりの世界を楽しんでいる子もいれば、なんとなく輪に溶け込めなくて、
ひとりでぽつんと遊んでいる子もいます。



ひとりで遊んでいる子への、先生の接し方を「寄り添いタイプ」と「ぐいぐいタイプ」の2タイプに分けて比較してみましょう。

寄り添いタイプぐいぐいタイプ
そっと近づき、子どもの合意を得たうえで一緒に遊ぶ複数名で遊んでいる子どもたちの輪に交じり、その場所からひとりで遊んでいる子どもの名前を呼ぶ
新しい素材を渡してあげるなど、子どもがしている遊びを広げるきっかけづくりをする複数名で遊んでいる子どもたちのしている遊びに、ひとりで遊んでいる子を誘う


むく

寄り添いタイプの先生は、ひとりで遊ぶ子どもの気持ちを肯定し、尊重しながら接しています


お友だちの輪の中に入っていくことが苦手な子や、ひとりの世界を楽しみたい子にとっては、

「ひとりで遊ぶこともすてきなことなのだ」と肯定してもらえることで、自己肯定感が上がります

先生が寄り添うことによって、まわりのお友だちがその遊びに興味を持ち、ひとりで遊んでいた子を中心に、自然に、遊びの輪が広がるケースも珍しくありません。

では、ぐいぐいタイプの先生はどうでしょう?

むく

ぐいぐいタイプの先生は、みんなで遊ぶことを重視しながら子どもに接しています



お友だちの輪に入りたいけれど、入るきっかけがつかめない子にとっては、先生がぐいぐいと声かけしてくれることが、お友だちと一緒に遊ぶきっかけとなります



泣いてしまってママ・パパと離れられない子がいる

朝、バイバイするタイミングで、泣いてしまっておうちの人と離れられない。

むく

新学期に頻繁に見られる光景です


このような場面でも、そっと先生の対応をチェックしておきましょう。


ここでも、先生の接し方を、2パターンに分けて見ていきます。

寄り添いタイプぐいぐいタイプ
子どもが安心感を得られるまで、保護者に見守りをお願いする子どもを置いてさっと姿を消すか、子どもを連れて帰るか、どちらかの選択を保護者に促す
保護者に感謝とねぎらいの言葉をかける


むく

ここでも、寄り添いタイプの先生は、子どもの気持ちを尊重しています。また、保護者が不安にならないよう、配慮もしています


子どもにとって、幼稚園が安心して過ごせる場所になるまで、しっかり時間をかけるタイプの先生だといえます。

スモールステップで安心感をゆるぎないものにしていくため、不安感の強い子や、気持ちの切替が苦手な子・その保護者にとっても、心の負担は少なく、じっくりと幼稚園になじんでいくことができます


では、ぐいぐいタイプの先生はどうでしょうか?

むく

ぐいぐいタイプの先生は、子どもと保護者に、気持ちの切替を促しています。また、統率のとれたクラス運営を重視しています



背中を押してもらうことで気持ちを切り替えられる子や、我が子にはまとまりのあるクラスで幼稚園生活を送ってほしいと願う保護者にとって、満足度が高いでしょう。



気持ちの切替が苦手な子がいる

気持ちの切替が苦手な子にとって、時間で活動が区切られる幼稚園生活は、慣れるまで大変です。

お片づけの時間? まだ遊びたいよ・・・

お着替えの時間? 今は着替える気分になれないな・・・


気持ちの切替が苦手な子は、このように葛藤しながら、幼稚園生活を過ごします。



そんな場面での先生の接し方も、2パターンに分けて見て行ってみましょう。

寄り添いタイプぐいぐいタイプ
子どもの気持ちに寄り添う声かけをした後で、やるべきことを伝える子どもに、やるべきことを伝える
できたら、できたことを認める声かけをするひとりが遅れると、クラスの皆の活動が遅れることを認識させる



むく

寄り添いタイプの先生は、ここでも、子どもの気持ちを受けとめています



気持ちの切替が苦手な子は、気持ちをわかってもらうことで次の指示を受け入れやすくなります

このようなタイプの子にとっては、スムーズに事が運びやすいです。



ぐいぐいタイプの先生はどうでしょうか?

むく

ぐいぐいタイプの先生は、ここでも統率のとれたクラス運営を重視しています



「集団生活におけるルールは守るもの」と理解し、行動できる子にとっては、動きやすいですが、気持ちの切替が苦手な子にとっては、苦しい時間となってしまいそうです。

先生の保育観がお子さんに合っているか見極めよう

幼稚園の先生の保育観がわかる3つの場面を紹介しました。

むく

ただ、、、ひとつの幼稚園でも、先生によって子どもへの接し方もちがうのでは??

そのような疑問をもたれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

先生もひとりひとり違う人間なので、ひとつの幼稚園の先生が皆、同じ接し方をするとはかぎりません。


ですが、

教育理念がひとりひとりの先生に浸透している幼稚園ならば、先生方の子どもへの接し方の方向性は統一されています


2~3人の先生を見て、その先生方の保育観に共感が持てるならば、それがその幼稚園の保育観だと考えていいでしょう


(反対に、先生によって保育観に大きな違いがあると感じたら、危険信号です。寄り添いタイプとぐいぐいタイプの先生が共存しているような園は再考した方がよいかもしれません。幼稚園の教育理念が浸透していない可能性があります)


それぞれの場面での先生の子どもへの接し方をチェックし、ご自分のお子さんに合っているか?
見極めましょう

むく

繊細な我が息子は、寄り添いタイプの先生が揃った幼稚園に入園し、安心した様子で3年間を過ごしせました


まとめ

むく

ここまで、おつきあいくださいまして、ありがとうございます



では、最後にまとめたいと思います。

  • 幼稚園の見学をする際には、チェックするポイントをおさえて訪問しよう

  • 必ずチェックしたいのは、先生の保育観

  • 困っている子どもに対する、3つの場面での先生の接し方をチェックしよう

  • 先生の保育観が、お子さんに合った保育かどうか、見極めよう

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

この記事が、幼稚園見学を控えたママ・パパの参考になればうれしく思います。

幼稚園見学が有意義な時間となりますように、陰ながらお祈り申しあげます。

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