こんにちは。むくです。
お子さんの幼稚園入園が決まったら、園まで直接送り迎えをするか?バス通園にするか?迷われますよね。
我が息子は、年少から幼稚園に入園。
最初はバス通園をしていましたが、年中の秋にバス通園をやめ、園まで直接送り迎えをすることにしました。
そして、幼稚園までの送り迎えをすることで、息子にある変化が起こりました。
今日は、息子がバス通園をやめた経緯とそこから学んだことを記事にしたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです
- 幼稚園まで送り迎えをするか、バス通園にするか迷っている方
- バス通園をしているが、やめようかと悩んでいる方

バス通園を選んだ理由
入園する際は、幼稚園まで送り迎えをするという選択肢はなく、迷いなくバス通園を選びました。

どうしてバス通園に決めたの?



幼稚園がちょっと遠かったから。理由はそれだけだったよ
環境が息子に合っていたので選んだ幼稚園でしたが、片道自転車で30分・車で約20分と、自宅からはやや距離がありました。
毎日のこととなると、この距離を往復するのは負担に感じられ、バス通園を選んだのです。
息子もかわいらしい外観の幼稚園バスに乗るのを楽しみにしていたので、バス通園で問題ないと思っていました。
バス通園をやめた理由



それじゃあ、どうして幼稚園生活の途中からバス通園をやめたの?



幼稚園まで直接送り迎えをしたら、息子の心がみるみる安定していったからだよ
息子が、園バスに乗るのを嫌がることは一度もありませんでした。
ですが、幼稚園に行くこと自体を嫌がることがときどきありました。
年中の秋に息子の行き渋りが強くなり、数日間幼稚園をお休みしたのです。
3日ほどお休みしてリフレッシュした息子は、じきに幼稚園に行くと言い出しましたが、心配だった私はしばらく直接送り迎えをすることにしました。



そして、そのままバス通園をやめることになりました!



どうして?
それは、直接幼稚園まで送り迎えをするメリットを強く感じたからです。
幼稚園まで送り迎えをするメリット



幼稚園まで送り迎えをするメリットって、そんなにあるの?



慎重なタイプの私が即決するくらい、メリットがたくさんあるよ
では、私が感じた幼稚園まで送り迎えをするメリットを紹介していきます。
息子の心がみるみる安定していった
一番のメリットは、息子の心がみるみる安定していったことです。
バス通園をしていた頃、息子は朝バス停を出発するときも、帰ってきたときも、なんとなく無表情。
それが、送り迎えをするようになってからは、朝、私とバイバイするときも、帰りに私が迎えるときもニコニコ顔になりました。
先生のお話によると、幼稚園の保育時間中も、それまでより積極的にお友達とかかわるようになったそうなのです。
幼稚園生活だけでなく、これまで「できないから」と、やろうとしなかったとび箱や鉄棒まで練習してできるようになったりと、いろいろなことに意欲的に取り組むようになりました。



そんな変化があったんだね



うん。息子の中で、なにかが変わったように思えたよ
そうなんです。幼稚園まで直接送り迎えをすることは、子供の心に大きな変化をもたらすのです。
それに関しては、のちほど紹介したいと思います。
幼稚園での子どもの様子がわかる
送り迎えをするメリットの2つ目は、幼稚園での子どもの様子がわかるということです。
幼稚園生活のほんの一部ではありますが・・・



ほんの一部でも、息子が先生やお友達とかかわっている様子を実際に見ることができるのは貴重ですよね
また、担任の先生とも毎日顔を合わせるので、心配事があれば気軽に相談できることも、心強く感じられました。



子どもだけでなく、親にとってもメリットがあったんだね
幼稚園まで直接送り迎えするデメリット



いいこと尽くしみたいだけど、バス通園をやめたデメリットもある?



うーん・・・多少はあるよ
バス通園を経験したからこそ感じる、バス通園から送り迎えに切り替えたデメリットがありますので紹介したいと思います。
親はやや大変になる
バス通園をしていた頃は、自宅から徒歩5分の場所にバス停があったので、送り迎えがささっと済み、正直、楽でした。
子どもを送り出してから自由に使える時間もたっぷり・・・とまではいかなくても、比較的長くとれました。
それに比べると、幼稚園まで直接送り迎えをするのは親にとってはやや大変に感じられるかもしれません(特に、途中から送り迎えに変えた場合)。
必然的に、自由に使える時間も短縮されてしまいます。



幼稚園まで送り迎えをしはじめた当初は、慣れなかったせいもあり、体がとても疲れたよ



慣れるまでは少し大変だったね。
でも、デメリットがあったのは親だけで、子供にとってデメリットはなかったんだね
幼稚園までの送り迎えは子どもの心に変化をもたらす



ところで、むくさんの息子さん。
幼稚園まで送り迎えしてもらうだけで、どうしてそこまで変わったんだろう



私も息子の変化にはびっくりしたよ。
でも、幼稚園まで送り迎えをすることはとても意味のあることなんだって、先生に教えてもらって、納得したんだ。
その話を紹介するね。
おうちの人が幼稚園まで送り迎えすることって、通園のひとつの手段と考えがちですよね(私はそう考えていました)。
でも、子供にとってはそれだけではないんです。
家を出発してから幼稚園に向かうまで、おうちの人とゆっくり他愛もない話をすること。
幼稚園から家に帰るまで、おうちの人に幼稚園であったことを聞いてもらうこと。
その、ほんの少しの時間が子供にとっては大きな意味をもつのです。
おうちの人とゆっくり会話することで、子供は安心感を得られ、心の調子が整うのです。



我が家は自転車か車で送り迎えをしているけれど、子供にとって一番いいのは徒歩なんだって



徒歩だとおうちの人とたくさん会話できるし、一緒に空を眺めたりもできるもんね
園バスを嫌がることはなかったけれども、笑顔がなかった息子。
きっと、なんとなく不安な気持ちを抱えたまま幼稚園で過ごし、帰ってきていたのでしょう。
不安な気持ちを安心に変えるための時間が息子には必要だったのだと、先生のお話を聞いて、合点がいきました。
送り迎えをすることで、息子に、気持ちを切り替える時間をつくってあげることができました。
安心して元気に登園できるようになると、前向きになれ、意欲がでてくるのではないかと、息子を見ていて感じます。
我が子がニコニコと過ごしている姿を見るのは何にも代えがたいです。
幼稚園まで送り迎えに変えてよかった
幼稚園まで送り迎えをすることは、親にとって多少のデメリットはあるものの、それを凌駕するメリットがあると私は実感しています。
我が家の場合は、幼稚園まで送り迎えをするようにしたのが正解でした。
もちろん、バス通園にもメリットはたくさんあります。
一緒のバス停に仲良しのお友達がいたり、バスに乗ることが大好きだったり♬
そんなお子さんは、バス通園をすることで、エネルギーがチャージされると思います。
一方で入園前・入園後でお子さんの心がやや不安定かな?と心配な点がある場合には、幼稚園まで送り迎えをしてみることをおすすめします。
幼稚園まで送り迎えをすることで、お子さんが元気に登園できるようになるかもしれません。



ご家庭の方針やご事情、そして、お子様の性格と様子を見極めたうえで検討できるといいですね
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
お子さまの幼稚園生活が楽しいものになりますように。



