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年月

プレが合わない|別の幼稚園に入園した息子【後編】


こんにちは。むくです。


我が家では、息子はプレ幼稚園に通いましたが、プレとは別の幼稚園に入園しました

プレ幼稚園の環境が、息子には合わないことがわかったからです。


こちらでは、前編と後編に分けて、息子がプレとは別の幼稚園に入園することになった経緯を紹介しています。

前編のあらすじ

A幼稚園のプレに通うも、活動に参加しようとしない息子。

夏休みにたまたま参加した別の幼稚園のイベントで、息子が自発的に参加。意欲的に過ごす。

息子にはA幼稚園の環境が合わないのではないか?

安心して過ごせる幼稚園に通わせてあげたい・・・という思いが母に芽生えます。

目次

別の幼稚園に入園することを決断~2学期

夏休み中に、プレのA幼稚園の環境は息子には合わないことに気づいた私。

むく

その気づきに間違いはないのか、2学期に確かめることにしました


こうして迎えた2学期。

2学期には、翌年の入園願書配布・入園面接・入園手続きがあります。

泣いても笑っても、この2学期に決断しなければなりません。

A幼稚園のプレ ~息子の様子は相変わらず

A幼稚園のプレ、再開です。

むく

2学期最初のA幼稚園のプレは、園庭でのお水遊びからスタートしました


ビニールプール、お魚釣りなど、お水を使った遊びがいくつか用意されています。

お水遊びは大好きなはずの息子ですが、この日はほとんどお水遊びには参加せず

途中「ジャングルジムで遊びたい」と言い出した息子に、

ジャングルジムは今は使えないことを私から伝えると、

反発はしないものの、私の足元でまるくなって、地面の土をいじくりながら残りの時間を過ごしました。

むく

「お水遊びをする時間」と決められてしまっていることに窮屈さを感じたのかもしれません


後半の絵本の読み聞かせの時間も、私の膝に座り、私の髪の毛をいじりながら過ごしたのでした。

B幼稚園を再訪問 ~秋のイベント

そんな中、B幼稚園で秋のイベントが開催されることになりました。

息子と幼稚園の相性を確かめたい私にとっては、願ってもないチャンスです。


今回のイベントは、焼き芋。

夫も一緒に、3人で参加しました。


この日も、たくさん用意された遊具や素材のなかから、子供たちはすきなことを選んで自由に遊びました

1時間くらい遊んだところで、焼けたお芋が参加者にふるまわれ、その後、解散になりました。

むく

息子は、園庭の遊具や、どんぐりの手作りピタゴラで夢中になって遊んでいました


やはり、息子はB幼稚園では安心して過ごせていることを認識しました。




楽しすぎて、お開きの時間が過ぎても息子はなかなか帰ろうとしません。

私や夫の声かけも耳に入らない様子で、夢中になって遊び続けています。


そのとき、

夢中になっている息子と、困り顔の私と夫のところにひとりの先生がにこにこしながらやって来て、

こんな言葉をかけてくださいました。

せんせい

〇〇くんは、めいいっぱい遊びたいんだよね


そして、そのまま静かに息子を見守ってくださっていました。

むく

先生は、帰ることを促すのではなく、なかなか区切りをつけられない息子の気持ちを理解し、代弁してくれたのです


息子は、自分の気持ちに寄り添ってもらえたことに満足した様子で、その後じきに気持ちを切り替えて帰路につくことができました

私は、帰るよう促されると思っていたので、とてもびっくりしました。

びっくりし、そして、息子が、このB幼稚園では安心して過ごせる理由がわかったような気がしました



やりたい遊びを思いきりできる環境があり、

子どもたちの気持ちをしっかり受け止めてくれる先生がいる。

むく

繊細な息子は、それを人一倍強く感じたのでしょう


この日のイベントの帰り道、プレのA幼稚園ではなく、年少からはB幼稚園に入園させてあげよう。

そう心が決まったのでした。


B幼稚園への入園決定

その後10~11月にかけて、入園説明会・入園面接を経て、晴れてB幼稚園への入園が決まりました

プレ幼稚園ではない、別の幼稚園に入園することになったのです。


A幼稚園のプレは、先生方に事情をお話した上で、3月末まで在籍させていただきました。


あれだけ不安そうな様子で過ごしていたはずの息子が

途中でやめたら、A幼稚園がかわいそう

と言うものでして・・・(繊細な子は、やさしい面がありますよね・・・)

むく

最後まで合わない様子でしたが、プレ幼稚園に通い続けることだけはできました

プレとは別の幼稚園に入園して思うこと

翌年4月から、息子はB幼稚園に入園し、幼稚園生活がはじまりました。

むく

山あり谷ありの日々ではありますが、自分でやりたい遊びを心ゆくまで環境で、毎日満足して帰ってきます



同じ遊びを「楽しい!」と思える子と、自然に仲良くなっていっているようです。

合わないプレ幼稚園に息子を合わせていくのではなく、

息子に合った環境のB幼稚園に入園させることができて、本当によかったと思っています。

プレで通う幼稚園を選ぶ際、私は、条件をメインに選びました。

その結果、プレ幼稚園は息子に合わないことがわかりました。

そして、条件ではなく、環境・先生方の教育方針で選んだ幼稚園の方が息子にはぴったり合っていました。


当時、まだ3歳だった息子自身が、私にそのことを教えてくれたのです。



プレに入ってみたけれど、お子さんの様子がいつもと違うことでお悩みのママ・パパ。

お子さんの反応がいつもと違うことに気がつき、こうしてこの記事を読んでくださっているあなたは、きっとすてきなママ・パパなのだと思います。

お子さんを観察しながら、お子さんに合った環境の幼稚園をいっしょに選んでいってみてくださいね。


最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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