こんにちは。むくです。
赤ちゃんの動きが活発になってくると、活躍してくれるのがジョイントマット。
一般的な厚さのものと、厚手のものと、どちらがいいのかと悩まれる方も多いと思います。
我が家では、5年弱、
・厚さ1cm
・厚さ2cm
を併用しています
今日は、2種類の厚さのジョイントマットを、多方面から徹底比較していきたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです
- ジョイントマットの厚さ選びの判断材料がほしい方
- 実際に使ってみた人の感想を知りたい方
最後までおつきあい、どうぞよろしくお願いします!
我が家のジョイントマット
我が家では、リビングに厚さ1cm、リビングに隣接した和室に厚さ2cmのジョイントマットを敷いています。
リビングには、一般的な厚さ(1cm)のものを。
和室には大型の遊具を置いていたので、厚手(2cm)のジョイントマットを敷いています。
私はこちらの商品を購入しました
厚さ1cmと2cmとの違いの価格・サイズなどの比較一覧表です。
厚さ 1cm | 厚さ 2cm | |
---|---|---|
サイズ | 59cm角 | 59cm角 |
重さ | 約11kg | 約10kg |
1枚あたりの重さ | 約340g | 約625g |
枚数/1梱包 | 32枚 | 16枚 |
値段 | 4999円 | 6499円 |
1枚あたりの値段 | 約156円 | 約406円 |
表面凹凸 | 格子状 | 千鳥格子状 |
私が購入したメーカーでは、厚さ2cmのマットの方が1枚あたりの値段が倍以上しました。
一番下の項目は、マット表面の凹凸模様の違いを表しています。
こちらに関しては、後半で詳しく紹介していきたいと思います。
違いは厚さだけじゃないんだね
細かく比較していきます
それでは、厚さ1cm、2cmそれぞれのジョイントマットの比較をしていきたいと思います。
我が家のジョイントマット2種の比較をする上で、以下の条件の違いがあることをご了承ください。
- それぞれの部屋の床材の違い(リビングはフローリング、和室は畳)
- リビングの方が家族の動線になる箇所が多い
まずは、機能面から比較します。
機能面の比較
それぞれの厚さのジョイントマットの優れている点を挙げていきます。
優れている点
- ぶつかったときの衝撃を緩和する力が強い
- 防音効果が高い
2cmのジョイントマットの上を歩いたときに足裏に感じる硬さと、音の響き具合が違います。
厚さ2cmのマットの方が断然ソフトです。
音の響き方も、厚さ2cmのマットの方がソフトです。
続いて、厚さ1cmのジョイントマットの方が優れている点を挙げます。
優れている点
- 床との段差でつまずきにくい
ジョイントマットを敷くと、室内に段差ができることは避けられません。
歩き始めの赤ちゃんや、足元を見ずに元気に動く子供は小さな段差でも、頻繁につまずいて転んでしまいます。
1cmの厚さでも、つまずくときはつまずきます。
2cmの厚さがあると、よりつまずきやすくなります。
お手入れ面の比較
続いて、お手入れの面で厚さ2cmのジョイントマットと1cmのものとを比較していきたいと思います。
ジョイントマットのお手入れって、どんな風にやるの?
ジョイントマットは、表面の掃除機がけの他に、定期的に取り外して底に入りこんだゴミを清掃するよう、説明書には記載されています。
水洗いできるものは、汚れが気になれば水洗いして、乾かしてきれいを保つことも可能です。
ジョイントマットの厚さの違いで、お手入れのしやすさも変わるの?
私は、厚さ2cmのものの方が、お手入れしやすいかな
どうして?
3つの理由を解説するね
お手入れしやすい理由
- 継ぎ目に隙間ができにくいので、マットとマットの間からゴミが入りにくい
- ある程度の重さがあるので、マットが浮きにくく、横からのゴミが入りにくい
- 表面がさらっとしているので、掃除機でゴミを吸いとりやすい
詳しく見ていきましょう。
① 継ぎ目に隙間ができにくい
厚さ2cmのジョイントマットは、マットとマットの間に隙間ができにくいです。
隙間なくつながっているので、継ぎ目からマット下にゴミが入りこみません。
次の写真が、厚さ1cmのジョイントマットです。
厚さ2cmのジョイントマットに比べると、継ぎ目に隙間があきやすいです。
一度隙間ができると、隙間は広がりやすくなり、その結果、隙間から細かなゴミが入り、お掃除にも手間がかかるようになります。
② ある程度の重さがある
前述の表のとおり、厚さ2cmのジョイントマットは厚さ1cmのものの約1.8倍の重さがあります。
厚さ1cm | 厚さ2cm | |
---|---|---|
1枚あたりの重さ | 約340g | 約625g |
厚さ1cmのジョイントマットは、軽いため、浮きやすく、マットの横からゴミが入りこんでしまいます。
この点、厚さ2cmのものの方が、重さがある分だけゴミは奥まで入りこみにくいのです。
(まったくゴミが入らないというわけではありません)
③ 表面がさらっとしている
前述の表に挙げていますが、私が購入したメーカーでは、マット表面の凹凸模様が厚さによって異なります。
厚さ1cm | 厚さ2cm | |
---|---|---|
表面凹凸 | 格子状 | 千鳥格子状 |
厚さ1cmのものは格子状に凹凸が並んでいるのに対して、厚手のものは千鳥格子に似たような配列で並んでいます。
表面の模様の違いが何を意味するのかはわかりませんが、凹凸模様の違いによって、触り心地が違います。
厚手のものの方が触り心地がさらっとしているんです。
さらっとしていると、どんなメリットがあるの?
さらっとしていると、マットに落ちたゴミや髪の毛を掃除機で吸い込みやすいんだよ
そう。
厚さ2cmのジョイントマットの方が、掃除機がけが楽です。
レゴのような細かいおもちゃも集めやすいので、片づけが楽です。
劣化具合の比較
最後に、厚さ2cm のジョイントマットと1cm のものとの劣化具合の比較をしていきたいと思います。
厚さ1cmのジョイントマットの劣化具合
- 家具痕、落書き痕など人為的な傷や汚れがつく
- 全体的に黒ずんで薄汚れた感じになる
- くたびれ感がでてくる
- 表面がパリパリと剥がれてくる
- 厚みが減る
厚さ2cmのジョイントマットの劣化具合
- 家具痕、落書き痕など人為的な傷や汚れがつく
- 多少の黒ずみがでてくる
- 厚みが減る
我が家では、厚さ1cm のジョイントマットの方が全体的に早く劣化しました。
厚さ1cmのものの方は、3年目頃から黒ずんでくたびれた印象になってきました。
厚さ2cmのジョイントマットは、汚れてきてはいますが、まだまだきれいです。
以上が、ジョイントマットの劣化具合の比較です。
我が家では
3年目あたりから、厚さ1cmのジョイントマットは劣化に加速がついた
ということをひとつの参考にしてみてください。
こちらで紹介しているジョイントマットの保証期間は1年なので
劣化するのは仕方のないことだね
厚みの変化の比較
年数が経つと、ジョイントマット全体がつぶれて、厚みが減ってきます。
5年弱でどれくらい減ったかを、計ってみました。
厚さの変化
購入当初の厚さ | 約5年後の厚さ | 薄くなった率 |
---|---|---|
1cm | 0.8cm | 20% |
2cm | 1.5cm | 25% |
厚さ2cm のジョイントマットの方が、薄くなった率が高いですが、薄くなっても1cm以上の厚みがあるので機能面での問題は感じれらません。
長い時間をかけて少しずつ厚みが減るので、どちらのマットに関してもあまり重視しなくてもいいかと思います
どちらがおすすめか?
たくさん比較してきたけど、どちらがおすすめ?
私は、お手入れのしやすさ、劣化具合の違いから、2cmのジョイントマットをおすすめします。
ご家庭によって環境と条件が異なると思います。
以下を参考になさってみてください。
厚さで悩まれている方は、お子様の活発度、性別などに加え、どれくらいの期間使いたいかも視野にいれて検討されるといいかと思います。
- 3年以上使用したい
- お子さんが落ち着いて行動できる年齢になるまで
とお考えの方は、
厚手のものを購入しておいて損はないでしょう
- 1~2年程度使用したい
- お子さんが安定して歩けるようになるまでの期間使いたい
とお考えの方は、
厚さ1cm のもので事足りるのではないかと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
こちらの記事に、ひとつでも参考になる内容があればうれしく思います。