こんにちは。むくです。
お子さんの幼稚園入園を検討しているご家庭では、秋になると入園面接の準備でそわそわしてきますよね。
一般的には、面接の対策をたてたり、身につけるものの準備をしたり、願書の内容を考えたりするかと思います。
でも、幼稚園の入園面接対策には、意外と見落としがちな点がいくつかあるんです。
我が家は、「基本的に受験すれば受かる園」の面接を受けました。
無事に合格したものの、当日ドキッとする場面がいくつかありました。
「この場面での対策、見落としてた!」というものです。
この記事では、幼稚園の入園面接の、意外と見落としがちな対策を紹介していきたいと思います。
入園面接の対策~我が家の場合
我が家が面接を受けた幼稚園では、面接は親に対してのみ行われました。
子供の面接はなく、代わりに遊びの観察が行われました。
「親のみの面接」というスタイルだったため、気楽に構えていましたが、我が家でもひととおりの準備・対策をして面接に臨みました。
我が家でした準備・対策を紹介します
願書に夫婦の考えを反映
願書には、子供のすきな遊びや興味のあること、子育てする上で大切にしていることなどの項目がありました。
私は願書を1枚コピーし、夫にまるまる1枚、書いてもらいました。
そして、夫が書いた願書と私が書いた願書をミックスさせて1枚の願書を作成しました。
面接は夫婦で臨むので、夫婦の考えをきちんとすり合わせておこうと思ったのが一番の理由です。
それと、幼稚園選びから説明会参加まで、ほぼほぼ私(母)主導で進めてきたので、夫にも「参加している感」を味わってもらおうと思ったのがもうひとつの理由です。
めんどくさがるかな?と思いましたが、意外にも一生懸命書いてくれました。
うれしかったそうです。
前日の対策
入園面接の前日に、夫婦で幼稚園のパンフレットに再度目を通し、作成した願書の写しの読み合わせをしました。
息子には、明日は幼稚園の面接だということをざっくりと伝えました。
当日の対策
当日は、夫婦でお互いに身だしなみチェック!
息子の身だしなみもチェック!(爪と前髪もきちんと切りそろえました)
息子には、
今日は、みんなで幼稚園に行くよ。
パパとママは、先生とお話。
〇〇(息子の名前)は、お隣りで遊んでいてね
と伝えました。
面接当日 ドキッとした場面
一通りの対策・準備をして臨んだ幼稚園の入園面接で、どのような点でドキっとしたのか?
ここから紹介していきます。
待合室での時間
ドキッっとした場面のひとつ目は、待合室での時間です。
面接の時間は事前に知らされていたものの、多少の待ち時間がありました。
待ち時間は、所定のお教室で親子まとまって座って待機します。
お教室には我が家のほかに、2組のご家族が待機していましたが、どちらのご家族もまとまって静かに座っています。
我が家は、といいますと・・・
息子は椅子に座っていられず、お教室の中を歩き回ったり、床に座ったり。
「お名前呼ばれるまで、ここに座っていようね」と、声かけをすると、今度は、「なんでー!?」などと、やや反抗的な態度です。
我が家だけ、完全に目立ってます・・・
じきに名前を呼ばれ、息子は陽気に面接のお部屋へ移動してくれたので、一安心しましたが、しょっぱなからドキッとさせられました。
待合室での様子も観察されているはず。
お受験幼稚園だったら、アウトだったな・・・
この頃の息子は、あらかじめ心づもりができていることに関しては、比較的順応できるタイプでした。
一方で、心づもりができていないことに関しては、どんなに小さなことでも、対処できないケースがとても多かったのです。
待ち時間があることは想定内だったので、「お名前を呼ばれるまで、パパとママと待ってるんだよ」ということを、息子に事前に伝えておくべきだったな、と思いました。
お子さんが、心づもりしていなかったことが起きると不安になってしまう面がある場合は、面接の前後の流れも事前に伝えておいてあげることをおすすめします。
面接の質問にどちらが答える?
次にドキッとした場面は、面接の最中に起こりました。
先生対両親での面接。
先生からの質問は、すべて夫と私、二人に対して投げかけられました。
「お父さまにお聞きします」
「では、お母さまにお聞きします」
といった、前置きがなかったのです。
そのような質問形式だということは想定外だったので、ドキッ!!
さて、困った!!!
当園のどんなところを気に入ってくださいましたか?
先生からの質問に対し、一瞬沈黙が流れます。
「おれが答えていいのか?」
何度も足を運んだ私が答えるべき?いや、夫を立てるべき?
夫と私の心の声が聞こえてきそうな沈黙です。
結局、軽く二人で顔を見合わせ、私が軽くうなずきながら目を見開き(笑)、夫が先に答えました。
夫が答え終わると、先生が「お母さまはいかがでしょうか?」
と、私にも水を向けてくださり、言い足りなかった点のみを補足する形で回答しました。
その後の流れも、基本的に、夫が答え、私が補足する。という具合で進みました。
面接は和やかな雰囲気で終わりましたが、この点もきちんと対策しておきべきだった!
と思いました。
指名されない場合、両親のどちらが答えるか?
・順番に答える?
・夫 → 妻の順番で答える?
・その逆?
ご夫婦で対策を立てておくことをおすすめします。
まとめ
我が家の体験をもとに、幼稚園の入園面接で見落としがちな対策を場面ごとに紹介しました。
最後にまとめです。
- 面接前後の流れも、お子さんに伝えておきましょう。
待合室で過ごすケースがあることも、伝えるのを忘れずに! - 面接ではパパとママがどういう順番で答えるか、事前に対策を立てておきましょう
いかがでしたでしょうか?
緊張する幼稚園の入園面接、当日に焦ることのないよう、見落としがちな点もしっかり対策をしておきましょう。
みなさまの幼稚園の面接がうまくいくことを願っています。