こんにちは。むくです。
先日、保育士試験を受け、一発合格することができました。
初めて保育士試験を受けるときって、不安がたくさんありますよね。
私も、そうでした。
そして、実際に試験会場に行ってみると、知らなかったことや驚くようなことがいくつかありました。
緊張する保育士試験。
当日に試験とは関係のないことで気持ちを乱されたくないですよね
今日は、私が保育士試験本番に感じたことやそれに関してのアドバイスを記していきたいと思います。
初めての保育士試験を目前にしている、保育士を目指す方のための記事です。
科目ごとに受験生が入れ替わる
保育士試験は科目ごとに、教室にいる受験生が入れ替わります。
最初の科目で隣りに座っていた人が、次の科目ではいなくなって、また午後に戻ってきたり、1科目だけ受けて帰る人がいたり・・・
保育士試験の合格科目は3年間有効なので、すべての科目を受験しない人もたくさんいるのです
考えてみたら当たり前のことなのですが、そういったスタイルの試験を受けたことがなかったので、ちょっと落ち着かない気持ちになりました。
疲れがピークに達していた2日目は、退室する受験生をうらやましく思ったりもしました。
緊張していたり疲れが出てきたりすると、ちょっとしたことで集中が切れやすくなりますよね。
保育士試験本番に心が乱れることのないよう、受験生が科目ごとに入れ替わることを頭の隅に入れておくといいと思います。
筆記具はマークシートに適したものを
保育士試験はマークシート方式で回答します。
試験本番で使う筆記具は、事前に使ってみて、使い心地を確認しておきましょう。
文字を書いたり消したりするだけでなく、マークシートのように小さなまるを塗りつぶしてみたり、消してみたりすることも忘れずに。
マークシートの塗りやすさ、消しやすさ、長さや大きさが指に合わない、といった小さなことでも、気になると試験に集中しにくくなってしまいます。
鉛筆・消しゴム選びのポイント
- 長さや大きさが指にフィットするか
- マークシートを塗りやすい・消しやすいか
- 鉛筆の芯の減りがはやすぎないか(どんどん芯が減る鉛筆は試験中ストレスになります)
ご自分に合った鉛筆と消しゴムを準備しておいてくださいね。
私は、HBの鉛筆を使いました。ほどよく柔らかく、芯の減りがゆっくりなので使いやすかったです
休憩時間には体を動かそう
保育士試験は科目と科目の間に休憩時間があります。
意外と短いので、1秒でも長く次の科目の復習をしたい!という心境になりがちですが、
休憩時間には、少しでも体を動かすことをおすすめします。
ずっと同じ姿勢で座っていると、血の巡りが悪くなり、集中力が低下しやすくなります。
お手洗いに行く、ストレッチをする、ちょこっと廊下の窓から景色を見る、などで構わないので実践してみてください。
受験会場では、廊下に出て伸びをしたり、首回し・肩回しをしている人も多く見られましたよ
初日の試験が終わったらすべきこと
1日目の試験を終えた私は、疲労感とともに大量のアドレナリンが出ているのを感じました。
とても疲れているのに、脳みそは一種の興奮状態にありました
帰宅して日常のことをし、子どもを寝かしつけても、まだアドレナリンは治まりません。
本来は、2日目の試験にそなえて早めに寝るべきところ、
アドレナリンの影響で、私は、出題された問題の答え合わせを始めてしまいました。
深夜0時を回ったころ、寝ようとしましたがなかなか眠れず。
睡眠不足のまま2日目を迎えることになってしまいました
初日の試験を終えると、でき具合にかかわらず一種の高揚感を感じる受験生が多いようです。
高揚感を感じると、すぐに答え合わせをしたくなると思います。
でも、2日目にも試験がある場合は、絶対にやめましょう!!
1日目が終わってからすべきことは、日常に戻ること。
アドレナリンで満ちてる脳みそを寝る時間までに落ち着かせて、いい睡眠をとって翌日すっきりと目覚めることです。
子育てママだったら、お子さんのお世話などで日常に戻りやすいですよね。うまく環境を活用してみてくださいね
見直しはまっさらな頭で
保育士試験は1日目も2日目も、後半に受ける科目ほどケアレスミスが多くなってきます。
疲れで集中力が低下しやすくなってくるからです
正しい選択肢を選ぶべきところを、誤っている選択肢をさがしてしまったり、
マークシートの【3】を塗りつぶすべきところ、なぜか【2】を塗りつぶしてしまっていたり。
言葉どおりの、ケアレスミスです。
何度も見直しをしたはずでしたが、私もいくつかケアレスミスをしてしまいました
ケアレスミスを救えるのは、見直しだけです。
ですが、疲れてくると見直しが見直しになっていなくて、ケアレスミスに気づけないケースが、とても多くなります。
見直しをするときには、一度、静かに深呼吸をして、頭の中をまっさらな状態にしましょう。
思いこみをなくして見直しをすれば、ケアレスミスにも気づける可能性は高いです。
集中力も限界にきているときにとても大変だと思いますが、
思いこみをなくして、よく問題文を読んでみてくださいね
わからない問題にぶつかったら
保育士試験を受けていると、誰もが必ず、歯が立たないようなわからない問題にぶつかることがあります。
わからない問題にぶつかると、疲れが倍増するんですよね・・・
そう。
わからない問題が続くと、試験の最中でも落ち込んだり、疲労感が増したり、集中力が低下したりしやすくなります。
でも、それで解けるはずの問題を落としてしまったら、もったいないですよね。
わからない問題にぶつかったら、自分の知識を総動員して、とりあえず消去法でいいので、正解と思える答えを選んでください。
そこまでいったら、根拠はなくても、正解を選んだのだと自分に言い聞かせてください!
選んだ【1】が正解!
これ以外、ない!
こんな風にです。
このとき、正解かどうかは、関係ありません。
大事なのは、自分に暗示をかけて、揺さぶられた気持ちを立て直すことなのです。
私は初日の社会福祉で、わからない問題が続いて気持ちがぐらぐらになってしまいました。
2日目は、ぐらついても気持ちを立て直すぞ!と心に決めて試験を受けました
保育士試験中、もうだめだー!と思う瞬間があったら、ポジティブな自己暗示をかけてみてくださいね。
決してあきらめないでください。
2日間で9科目受験するイメージが少しでもわきましたでしょうか?
保育士試験本番は、自分自身のコンディションを良好にしておけるよう、細かな配慮をすることが大事です。
保育士を目指す子育てママさんへ、この記事からそのことが伝ればうれしく思います。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
みなさまのご健闘をお祈りしています。