こんにちは。むくです。
幼稚園入園は、お子様にもご家族にとっても一大イベントですよね。
その幼稚園。
実際に園生活が始まってみると「知らなかった!」と驚くことも、しばしば。
今日は、意外と知られていない幼稚園生活についての情報をお伝えしたいと思います。
心の準備をしておけたらよかったな。と、私が思ったこと5つピックアップしてみました。
園によっては当てはまらない内容もあると思うので、参考程度にお読みください
入園式当日の保護者向けの宿題
意外と知られていないことの1つ目は、入園式当日に保護者向けの宿題がたくさんあるということです。
宿題というのは読むもの、そして準備するものを指します。
具体的に、どんなもの?
下にまとめたよ
- 文房具、備品類への名前書き
防災頭巾
クレヨン
ハサミなど、全7点
クレヨンはもちろん一本一本に名前をつけます(書きます) - 外遊び用の帽子に目印ワッペンをつける
ワッペンは各自で用意します。 - 「健康観察帳」に必要事項を記入
「健康観察帳」とは、幼稚園在園中に行う身体測定や、各種健診の記録をつけるノートのことです。
そこへ、必要事項約20項目を記入してきてください。という宿題。 - 外遊び用の靴に所定の紐をくくりつける
外遊び用の靴のかかとの部分にストラップに、履きやすいように紐をつけるという宿題。
紐は園から配布されました
これが、翌日までの期限つきで保護者に課された宿題です。
上記以外にも、
何を、どのかばんに、どのように入れるか?
など、持ち物に関する細かなルールが記載されたお手紙も同封されていました。
きちんと読まなければ、かわいそうな思いをするのは我が子だと思うと、流し読みもできません。
この宿題って、そんなに大変?
うん。翌日までの宿題。という点がね。
子供のお世話をしながらだと、落ち着いて取り組む時間がなくて大変なんだよ~
そっか・・・。
それで、終わったの?
なんとか間に合わせたよ
例年は、日数に余裕をもたせて入園前の説明会でこの宿題を出していました。
この年はコロナ感染拡大防止のために、説明会が中止になったため、イレギュラーで直前の協力をお願いしました
こういったケースは、さすがにイレギュラーだったようですね。
私は、入園式ではお手紙が配布されるくらいかな?と思っていたので、面食らってしまいました。
入園式の日にもしかしたら、宿題がたくさんでるかもしれない。
その可能性があることを知っておくだけでも、心の準備をしておけるのでスムーズに作業に移れるかと思います。
どろんこまみれの外靴を履き続ける
意外と知られていないことの2つ目は、どろんこまみれの外靴を1週間履き続けるということです。
息子の通う幼稚園では、3種類の靴を使用します。
- 上履き
- 外靴(外遊び用)
- 登降園用の靴
上履きと外靴は、月曜に幼稚園に持っていき、5日間連続使用します。
→ 金曜にまた家庭に持ち帰ってくる
→ 洗って、また月曜に幼稚園に持っていく
というサイクルです。
当たり前のことなのですが
上履きと外靴の状態を確認できるのは週末のみです。
どろんこまみれでも、濡れていても、金曜まではその靴を履き続けるのです。
この事実を知った日のエピソード
登園初日のお迎えの際、息子の靴箱に目を落とすと、激しくどろんこまみれになった息子の靴が見えました。
そのどろんこまみれレベルがすごいのです。
靴の内側も外側も泥で固めたような状態。
泥が付着しているだけではなく、靴箱に水たまりができるほど濡れてもいます。
月曜から金曜までこの状態で履き続けるのかなあ・・・?
恐る恐る先生に尋ねてみたところ、
月曜から金曜までは、毎日そのままはき続けます。
濡れているのが気になるようでしたら、干しておくので下に置いておいてくださいね
ニコニコと、そのようにご回答くださいました。
息子の通う園では
先生にお願いすれば、
干しておいてもらえる
=
お願いしなければ、
金曜までそのままの状態
ということでした。
金曜までどろんこまみれの靴を履き続けるのは、幼稚園では普通のことだったようです。
この、幼稚園の外靴事情にはとてもびっくりしました。
外遊び中心の幼稚園では、こういった外靴事情があるかもしれません。心づもりしておかれるといいと思います。
常に薄着
意外と知られていないことの3つ目は、幼稚園生活は常に薄着だということです。
息子の通う幼稚園は制服で登園・降園します。
制服は、以下のように指定されています。
- 男の子は半ズボン+ポロシャツ
- 女の子はスカート+ポロシャツ
冬は、上記+セーター
- レギンス・タイツは原則禁止
- コート着用は登降園時のみ着用可。
バスを利用する際は、乗る前に脱がせる
園に着いてからは、遊び着(私服)に着替えます。
遊び着は、以下のように指定されています
- 上半身は肌着+Tシャツやトレーナー類(計2枚)
- 下半身はズボン(計1枚)
外遊びの際も、基本的にコートなどの上着は着用しません
⇒ 1月、2月は外遊び用にジャンパーの着用が認められました(2022/2月補足)
朝の寒い時間帯や、冬の寒い日でも常に薄着をさせる、ということにびっくりしました。
丈夫な身体を育てるために薄着をさせることは、大切だと聞きます。
最初はとても驚きましたが、薄着に慣れてもらい、寒さに負けない丈夫な子に育ってもらおうと思うようにしました。
1月、2月は、外遊び用にジャンパーの着用が認められました。
軽くて着脱しやすそうな、ユニクロのダウンジャケットを準備しました。
(2022年2月補足)
園バスの乗り降りはささっと
意外と知られていないことの4つ目は、
園バスの乗り降りはささっとする、ということです。
園バスは、それぞれのバス停に停まる時刻が細かく決まっています。
そして、交通のさまたげにならないように配慮しながら、園児を乗り降りさせています。
なので、
乗る時も、降りる時もささっとしなければなりません。
引率の先生とも、あいさつ以上のお話をする時間はほとんどありません。
慣れたら当たり前になりますが、最初はあっけなく感じられました
そういうものだと、心づもりしておけるといいね
バス登園を考えているご家庭では、「園バスの乗り降りはささっと」。と覚えておきましょう。
最初は、ちょっとびっくりすると思います!
ママ(パパ)の「知らない時間」ができる
意外と知られていないことの最後、5つ目は、
ママ(パパ)の「知らない時間」ができるということです。
幼稚園に入園するまでは、子供は一日のほとんどの時間を保護者の方と過ごしますよね。
それが、幼稚園に入ったとたん、ママ(パパ)の知らない時間が急にたくさんできます。
そして
我が子がどんな遊びをしたのか?
どんな様子だったか?
お友達と遊んだか?
といった、ママ(パパ)が気になることを知る機会が、ほとんどないのです。
先生から教えてもらえないの?
幼稚園のプレや入園前一時保育などでは、お迎えの際に、保護者と先生とで話をする時間が設けられているケースが多いと思います。
その時間に我が子がどのように時間を過ごし、どんな様子だったかを知ることができますよね。
ですが、幼稚園では基本的に、そのような時間帯は設けられていないのです。
我が子がどのように過ごしたか、知りたい場合は、保護者から先生に聞くスタイルが基本になります。
もちろん、保育中に特別なことがあれば、私たちからもお話しします
へえ。でも、様子がわからなくて心配じゃないの?
最初は戸惑ったけど、じきに慣れていったよ。
ちょっと寂しくもありますが、
「幼稚園でしか学べないこと」「幼稚園でしか経験できないこと」
それは、ママ(パパ)と離れて、子供自身の世界できるからこそ、学び、経験できることなんだろうな。
と思います。
とはいえ、心配なこともあります。
ご参考までに、私がどんなスタンスで息子の幼稚園生活を見守っているか、記します
私はこんなスタンスで通わせています
何事もないようであれば見守り、
息子の様子がいつもと違うときなどは、先生に連絡をとって相談してみるようにしています。
何事もないときは、
- お弁当を残さずに食べてきたか?
- 着替えにどれくらいどろんこ汚れをつけて持ち帰ってきたか?
など、息子が幼稚園から持ち帰ってきたものの状態を、息子の元気度合いのひとつの目安にしています。
そのほかにも
・園から配布されるお便り
・幼稚園で開催される担任の先生との定期的な保護者面談
などからも息子の様子を知ることができています。
まとめ
幼稚園生活で意外と知られていないことをおさらいします。
- 入園式当日に保護者向けの宿題(読むもの・準備するものなど)がたくさんある
- どれだけどろんこまみれでも、一週間外遊び用の靴をはき続ける
- 常に薄着
- 園バスの乗り降りはささっと速やかにおこなう
- ママ(パパ)の知らない時間ができる。
知らない時間について、細かく知る機会は日常的にはない
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この記事が、お子様を初めて幼稚園に通わせるママ・パパにとって、心の準備をするお手伝いの一つになれば幸いです。